結婚指輪を買い替えるってありなの?

あなたは、結婚指輪を買い替えようと考えたことはありますか?
「大事な記念品だから、考えたこともない」「夫が怒りそう」「親に叱られそう」「縁起でもない」といった声が聞こえてきそうですが、最近は、買い替えを目的にジュエリーショップに足を運ぶ夫婦が増えているとのこと。買い替えを考えたきっかけ、理由を見ていきましょう。

結婚指輪を買い替えるきっかけとは

〇デザインについて
「凝ったデザインにしてみたが、今後も一生つけることを考えると、やはりシンプルなものにしておけばよかった。」
逆に「毎日つける指輪だから、飽きの来ないシンプルなデザインのものを選んだけれど、もう少しデザイン性のあるものにしておけば、おしゃれで気分も上がって良かったのかも。」

〇素材について
「細身のリングなので、つけているうちにゆがんでしまった。もう少し太くしておけば良かった。」
「いつも身につけているので、だいぶ傷だらけになってきた。もっと硬くて傷のつきにくい素材にしておけばよかった。」
「金属アレルギーになって、つけていられなくなってしまった。もっと金属アレルギーについて調べてから買えばよかった。」

〇サイズについて
「結婚後、夫が痩せたのは良かったが、特殊な指輪なのでサイズ直しができず、タンスの肥やしになってしまった。」
逆に「妊娠・出産を経て太ってしまったが、アフターサービスのない店から買ったため、サイズ修正ができなかった。」

〇価格について
「頑張って高級なものを購入したが、もう少し安いものの方が気兼ねなく使えていたかも。」
逆に「若い頃は結婚指輪の予算がなくて、欲しいデザインのものが買えなかったけど、今なら欲しい指輪が買える。」

買い替える理由は人それぞれですが、こうして見ると、結構多くの人に「買い替えるポイント」はありそうです。

新しい結婚指輪で心機一転もありかも

せっかく買った結婚指輪も、つけたくない、あるいはつけられない理由があって、お蔵入りしているのは、もったいないことですね。
それなら、と新しい指輪を買うとしても、古い指輪は夫婦が共に歩み始めた門出の記念品として、大事にしまっておいてもよいでしょう。もちろん、新しい指輪と重ね付けする、あるいは、TPOによって使い分けるといった活用法もあります。
金属アレルギーやサイズ上の理由などで使えない、もしくは使わない場合は、資源としての価値があると割り切って買取に出して、新しい指輪の購入資金にするのも合理的でしょう。
買い替えるタイミングとしては、節目の結婚記念日(10周年、20周年など)のアニバーサリージュエリーとして購入するのがオススメです。結婚してからの年月に思いを馳せつつ、これからもよろしく、という気持ちを込めて、新しい指輪で心機一転するのもよいかもしれませんね。

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