11月誕生石②~シトリン~

たくさんの石がありますが、そのなかでも誕生石は身近な存在でご存じの方も多いのではないでしょうか。前回、11月の誕生石の「トパーズ」をご紹介しましたが、11月にはもう一つ誕生石があります。
今回は、もう一つの誕生石「シトリン」についてご紹介したいと思います。

シトリンの歴史

シトロンの歴史は古く、紀元前323年~紀元前30年のヘレニズム時代のギリシャでキリストが生まれた後でした。温かみのある色合いをした珍しい石として、装飾用宝石や装身具として使用されていました。また、歴史的に病気を治すためにも使われ、毒虫などの解毒作用があり、消化を助け、伝染病や肌荒れを防ぎ、うつや便秘、糖尿病の治療に効果があると信じられ大切にされてきました。
同じ11月の誕生石でもある「トパーズ」と「シトリン」ですが、大変よく似ている鉱物です。鉱物に関する情報が少なかった古来では、この違いが見分けられなかったようです。現在でもこの名残からか、シトリントパーズといった名称で販売されていることがあります。

シトリンの語源

シトリンの語源は、その色が柑橘類であることから、フランス語でレモンを意味するシトロンからつけられました。和名は「黄水晶」です。

シトリンの石言葉

シトロンにはどのような石言葉があるのでしょうか。
【友愛】【希望】【潔白】
勇気、自信を高めたい人におすすめの宝石です。

シトリンの効果

金運、財運を呼ぶ石、繁栄と富をもたらす幸運の石として大切にされてきたシトリン。
商売運や財運をアップさせてくれるので、新しく事業をはじめる人、拡大したいと思っている人におすすめです。途中でトラブルが生じたとしても、それを克服する勇気や知恵を与えてくれ、成功へ導いてくれるでしょう。

また、シトリンは、ポジティブで明るいエネルギーをもたらしてくれるでしょう。ネガティブな感情を癒してくれるので自分を表現することが苦手な人が身につけることで、明るく太陽のような性格になるようにサポートしくれます。ヒーリング力にも優れているため、蓄積したストレスをやわらげ心身のバランスを安定させてくれます。また、内面からの若さや健康を保つ力があるともいわれています。

まとめ

今回は11月の誕生石「シトリン」についてご紹介しました。新規事業を立ち上げる人、拡大を考えている人、ポジティブになりたい人、金運・財運を高めたい人は身につけてみてはいかがでしょうか。

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