インゴットと聞くとお金持ちをイメージしますが、現在は投資として保有している方が多いそうです。理解して所有している金に詳しい方もいれば、ずっと眠っていて処分したいなどと詳しくない方もいると思います。ここでは、そんな詳しくないという方のためにインゴットについて詳しくご紹介したいと思います。
インゴットとは
インゴットという言葉はよく聞きますが、実際分からないという方も多いのではないでしょうか。インゴットとは、金属の塊のことをいいます。金の延べ棒やゴールドバーとも呼ばれていて、世界で共通のリスクが少ない投資商品として常に注目されています。
一般的にインゴットと呼ぶ場合、24金、プラチナ1000、シルバー1000の塊を表します。インゴットは大きさで種類分けされているのも特徴で、１kg、500g、200g、100g、50g、10g、5g、1ｇの重さに分けられ、それぞれのサイズで資産として持つことが多いです。
本物の金のインゴットを見分けるには
インゴットには、メッキ品やタングステンといった金属などの偽物のインゴットがつくられる場合があります。本物を見分けるためには刻印を確認しましょう。
日本国内で製造されているインゴットには、必ず5つの刻印が入っています。それは、販売先のブランド名・重量・金の純度を表す数値・シリアルナンバー・ロンドン貴金属市場協会の刻印です。それらの刻印が入っているか確認してみましょう。
また、重量に関しては表記重量と全く同じ重さになり、精度の高い計量器を使っても0.01ｇ程度の誤差しか生まれません。
インゴットの相場や価格は？
金の相場や価格は毎日変動があります。金の現物取引で世界最大といわれているマーケットはロンドンになります。日本の金の価格もこのロンドンのマーケットに左右されます。日本国内で表示されている金やプラチナの価格は、インゴットの1ｇ当たりの金額で毎日のように変動されています。
価格については、金の買取サイトでも毎日表示されていますので、売る前に確認してみても良いでしょう。
買取のポイント
上でも説明したように、金を買取に出す前には価格を確認してみましょう。為替の影響も大きく受けるため、毎日変動があります。定期的に確認して売り時を逃さないようにしましょう。
そして、譲渡所得税があることも知っておきましょう。金を売り、年間50万円以上の売却益が発生すると税金が課されます。50万円以内であれば非課税になりますので買取に出す際に店舗で相談してみましょう。そのほか、譲渡所得税は5年以上保有すると半額まで減税されますので、自分の保有期間も確認してみましょう。
まとめ
インゴットなどの金を売る前に学ぶことで、手元に残るお金が多くりますね。みなさんも売る際は一度確認してみましょう。
