8月の誕生石②〜サードオニキス〜

みなさんは誕生石をご存知でしょうか。月ごとにそれぞれ誕生石がありますが、一つとは限らないのです。前回は8月の誕生石「ペリドット」をご紹介しましたが、8月はもう一つ誕生石があります。それは「サードオニキス」です。
今回はこの「サードオニキス」について詳しくご紹介したいと思います。

サードオニキスの歴史

サードオニキスは古代から重要視されてきました。サードオニキスは旧約聖書の「出エジプト記」に登場するモーセの兄の大祭司が、神殿で神に仕えるときに身につけていた胸当てに4列に3つずつ宝石やパワーストーンが配されていて、そのうちのひとつでした。
古くから装飾品や彫刻用石材として幅広く重宝され、装飾品では縞模様を活かしたカメオ(浮き彫り)やインタリオ(沈み彫り)がとくに重宝されました。

サードオニキスの語源

サードオニキスの「サード」とは、紀元前にアナトリア半島(現トルコ)にあったリュディア王国の首都「Sardis」からきていて、「オニキス」はギリシャ語で「爪」を意味することから二つを組み合わせて「サードオニキス」と呼ばれるようになりました。
サードオニキスは、英名で「Sardonyx」と表記することから発音で「サードニクス」と呼ばれることもあります。和名では「紅縞瑪瑙(べにしまめのう)」や「赤縞瑪瑙(あかしまめのう)」と呼ばれています。

サードオニキスの石言葉

サードオニキスには、どのような石言葉があるのでしょうか。
【夫婦の幸福】【和合】【清純】【愛】
【幸せな結婚】【自信】【希望】
などがあり、愛のキューピットの石といわれることから恋愛や結婚など愛を求めている方におすすめな石のようです。

サードオニキスの効果

サードオニキスは、上でも紹介したように夫婦の幸福や和合などの石とされてきました。赤と白の縞模様が特徴的な石で、紅白の幕や水引のようにおめでたいシンボルが男女の結び合いなど新たな世界を創り出すといわれています。そのため、幸せな結婚生活など永続的で安定的な幸せをもたらしてくれるのです。
そしてサードオニキスは身につけることで安定性や自信、希望をもたらします。やる気を与え活力をもたらしてくれるので、躊躇なく行動ができるようになります。
サードオニキスは健康面でもたくさんの効果をもたらします。身につけることで血液やリンパの流れ、腸の活動を調節する働きをしてくれます。そのほかにも肺機能を強化し、慢性的な背中の痛みや前立腺、腎臓などの回復効果もあるといわれているのです。

まとめ

サードオニキスには、恋愛面のほかに健康面でも効果が強くありそうです。みなさんも身につけてみてはいかかでしょうか。

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