消費税増税前・増税後どっちがお得?

今年10月に消費税の増税が予定されており、これまでの8%から10%へと変わります。これまでも過去の消費税増税のたびに注目されてきた金の売買ですが、なぜ消費税増税時に金が注目されるのか?また増税前・増税後どちらがお得に金を売買できるのか見ていきましょう。

消費税がなぜ金に関係があるのか

消費税は、商品・製品の販売やサービスの提供などの取引に対して広く公平に課税される税で、消費者が負担し事業者が納付する税金です。
そのため金を売却する際には売却金額にプラスして消費税額を受け取ることになります。
つまりは金の売却額が同じ100万円でも、消費税8%では108万円ですが、10%では110万円を受け取ることができます。
金の価格が同じでも2%も多くお金を受けとることができるのです。

受け取った消費税は納める必要がある?

多く消費税を受け取っても、納めなければならないのではあまりかわらないと思うかもしれませんどうなのでしょうか。
本来消費税の課税対象となるのは、国内のすべての「事業者」に課税されます。
つまりは、「事業」として金の売却を何度も繰り返し行った場合は「事業者」とみなされ課税の対象となりますが、個人が数回売却を行うだけでは課税の対象とはならないでしょう、もしも、何度も繰り返し売却を行うという方は税務署に相談したほうが良いかもしれませんね。

過去三回あった消費税増税

日本では1989年4月に3%の消費税が導入されたのをはじめ、1997年4月に5%へ上がり2014年4月に8%に増税されて以来5年ぶりの増税となります。
消費税の増税は不定期です。現時点では10月の次はいつ増税されるのか分かりません。
ですので、今回がチャンスかもしれません。

『金』なんて持っていない

「『金』なんて持っていないので、私は関係ない」そう思われるかもしれませんね。
でも、もしあなたが「金が欲しい」そう思っているのなら、消費税がアップする前の方が支払う消費税が少なく済むでしょう。
増税前にもう一度購入を検討してみてはどうでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?金を購入する場合は増税前、金の売却をするのは増税後の方がお得かもしれません。
増税を機に、あなたの家に眠っている金や金製品があるかもしれませんので、一度探してみても良いのではないでしょうか。

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