誕生石をいくつかご紹介してきましたが、自分の誕生石は何だろうと気になり始めた方もいるのではないでしょうか。これからも引き続きご紹介していきたいと思います。
今回は、7月の誕生石2つ目の「カーネリアン」をご紹介します。
カーネリアンの歴史
カーネリアンはとても古くからパワーストーンとして認識されてきました。メソポタミアや古代エジプトの遺跡からも、カーネリアンを使用した装飾品が発見されているのです。古代エジプトでは、カーネリアンを「幸運を呼ぶ石」として崇められ、身につけられるようになりました。
宝石好きだったフランスの皇帝ナポレオンもこのカーネリアンの魅力に惹かれた一人で、持つことで勇気と行動力を与えてくれる、幸運を呼び寄せるとカーネリアンの力を信じていました。カーネリアンの魅力に惹かれたナポレオンは、八角形の印章を作り生涯身につけていたといわれています。
カーネリアンと呼ばれる語源
カーネリアン(carnelian)という名前は、ラテン語のサクランボを意味する「kernel」、肉を意味する「carnis」、新鮮を意味する「carneolus」などから由来されたといわれています。世界各地で古くから利用されてきました。
和名では「紅玉髄(べにぎょくずい)」と呼ばれていました。
カーネリアンの石言葉
カーネリアンの石言葉はどのようなものがあるでしょうか。
【頭脳明晰】【勇気】【友情】【連帯】
【落ち着き】【精神バランス】【喜び】
引っ込み思案な人や、不安などのネガティブな感情を持っている人などが持つと良いといわれています。
カーネリアンの効果
カーネリアンを持つことよって、さまざまな効果がみられます。
カーネリアンを身につけることで行動力を高める効果が働き集中力も活性化され、与えられた仕事をしっかりこなすことが期待できます。大きな成果を上げて成功に導いてくれるでしょう。そして感情をコントロールし、イライラなどのストレスを取り除き心身を安定させてくれる働きをします。
他に、カーネリアンは「真実を見抜く石」といわれていて、仕事や勉強で伸び悩んでいるときなどに問題解決をしようとする能力を引き出してくれます。
健康面でも期待できることがあります。古くから出血を抑える効果や、神経痛・肝臓の病気の治療に用いられることなど医療の面でも効果があるといわれています。その効果は今でも期待されていて、身につけることで血行を良くし、あらゆる血毒を癒してくれるのです。そして、肝臓や脾臓などの不活発になっている臓器を活性化し、毒素を排出してくれるという働きも期待できます。
まとめ
7月の誕生石はどちらもいろいろな効果が期待できそうです。誕生石ではありますが、誰が持っても良いものです。気になった方は身につけてみてはどうでしょうか。