金の汚れを落としてピカピカに!

金はキラキラと輝いていてゴージャスなイメージがあります。金は錆びにくくて酸化しにくい性質を持っていますが、扱い方や保管方法をきちんとしないと黒ずんできたりくすんだりしてしまいます。
そこで今回は金の輝きを取り戻すための方法について解説します。

金について

金は柔らかい金属で、純金に近ければ近いほど柔らかくなります。
歯ブラシや研磨剤を使う方もいるようですが、黒ずみを落とすためにその方法で行うと、黒ずみ落としどころか、慣れていない方が行うと逆に傷をつけてしまうこともあります。
汚れの原因は主に皮脂です。身に着けて皮脂がついた状態で長時間おいてしまうとその汚れが重なり、黒ずみが発生します。そうならないためには、普段からのお手入れが重要です。

お手入れ方法

汚れてしまった場合のお手入れには様々な方法があります。
・金磨き用クロス
普通の布やハンカチなどは普段のお手入れに使う分には使用しても問題ありません。しかし、汚れが付着して黒ずんできたものは汚れを落としきれません。
金磨きクロスは微粒子の研磨剤と艶出しワックスが含まれており、黒ずみを落として艶を出すことが出来ます。ハンカチや金磨きクロスともに、力を入れずに丁寧に優しく扱いましょう。

・中性洗剤
容器にぬるま湯を入れ、そこに中性洗剤を少量溶かします。その中に金製品を浸して5~10分ほど置きます。その後、布や柔らかい筆などで優しく汚れを落としてから水分をしっかり拭き取ります。汚れがひどい場合は浸す時間を長くするといいでしょう。

・アルコール
アルコールは油汚れも水溶性の汚れも落としてくれます。中性洗剤と同じように、容器に消毒用エタノールなどのアルコールを入れてそこへ金製品を浸します。5~10分程度してから取り出して、ティッシュの上でアルコールを自然に蒸発させます。

保管方法

汚れを落とす前に、汚れや傷がつきにくいような保管の仕方も重要です。金は傷がつきやすいため、保管の際は他のアクセサリーとは一緒にせずに個別に保管するようにしましょう。そうすることで傷や変色を防ぐことが出来ます。また、普段もアクセサリーを外したら汚れを拭き取ってからしまうことでくすみや黒ずみを防ぐことも出来ます。

まとめ

金は錆に強い金属ではありますが、普段の扱い方によっては黒ずんだりして輝きが失われてしまいます。普段から丁寧にお手入れするようにし、もし汚れてしまった場合は放置せずにすぐ汚れを落として綺麗な状態を保っていきましょう。

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