知りたい!記念硬貨の買取

何か大きな行事などがあると発行される記念硬貨ですが、特別だと思って集めている方も多いのではないでしょうか。のちに不要になったときに普段の買い物で使うのももったいないような気がしますよね。そんなときは、記念硬貨を査定に出して買い取ってもらってはいかがでしょうか。ここでは、記念硬貨の買取についてご紹介したいと思います。

記念硬貨とは

記念硬貨とは、国家的行事や出来事があったときに記念して発行される特別な硬貨のことをいいます。日本で初めて発行されたのは、1964年にあった東京オリンピックの時でした。今では、日本の記念硬貨だけでも約40種類発行されています。

記念硬貨の買取査定基準は?

買取査定基準は大きく分けて、「状態」「付属品の有無」「プレミア価値」です。一番大きなポイントはやはり状態になります。ケースなどの付属品の有無や、発行枚数によっても査定額が変わってきます。他に、両面表の絵柄などがずれているエラー硬貨もプレミア価値が付くことが多いです。

高く売るためには?

記念硬貨を高く売るポイントをいくつかご紹介します。
まずは、記念硬貨は汚れていてもそのままにしておきましょう。実は記念硬貨の価値は、そのままの状態であることが絶対条件なのです。汚れを磨こうとして洗浄すると、傷が付いてしまうこともあり、発行当時の状態とは言えないので価値が下がってしまいます。できるだけそのままの状態を保ちましょう。
そして、保管の仕方に気をつけましょう。専用のケースや箱に入っていた記念硬貨であれば、できる限り未開封の状態で保管することをおすすめします。

それぞれの買取相場

現在、日本の記念硬貨は種類がたくさんありますので、一部だけご紹介したいと思います。

○東京五輪記念硬貨
1964年に日本で初めて発行され、最も人気の高い記念硬貨です。100円と1000円の額面があり、どちらも素材は銀でできています。100円の方は400円、1000円の方は3000円くらいまでは期待できます。

○日本国際博覧会記念硬貨
2004年に愛知万博の開催を記念して発行されました。500円(素材は黄銅)と1000円(銀)と1万円(金)の額面があります。500円の方は800円、1000円の方は3000円、1万円の方は6万円くらいまで期待できます。

○天皇陛下御在位30年記念硬貨
2019年に天皇陛下のご在位30年を迎えられたことを記念して発行されました。500円(素材は銀)と1万円の額面があります。まだ買取相場が出ていませんが、2点セット14万円で販売されているものもあり、それが基準となりそうです。

まとめ

たくさんの記念硬貨を集めているけれど不要になってしまったという方は、もしかしたら価値が付いて高値で買い取ってくれることもありますので、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

-知っておきたい情報コラム