ダイヤモンドのサイズは小さくても買取ってもらえるの?

現在では買取を利用する人も増えている中、今は指輪やネックレス、時計等はもちろんのこと、古いデザインのものでも買い取ってもらえます。しかしそうなると小さいダイヤモンドは買取の対象に入るのかと思う人もいるのではないでしょうか。
そこで小さいダイヤモンド「メレダイヤ」の買取査定について紹介します。

メレダイヤって何?

一般的には0.3もしくは0.2カラット未満の非常に小さなダイヤモンドのことを指します。メレダイヤ以外にも「メレーダイヤ」とも呼ばれていて、主に中石を引き立てる脇石であったり、マリッジリングを飾るダイヤとして使われています。
メレ(melee)は宝石の大きさを表していて、フランス語で「小粒石」という意味になります。メレダイヤがあるだけで、リング全体がキラキラと一気に華やかになるくらい大事な存在です。

メレダイヤは買取可能?

メレダイヤは小さいのでお店によっては対象外のところもあります。昔はメレダイヤは価値のないダイヤモンドと言われていて買取不可能でした。実は、高価なジュエリーに使用されているメレダイヤほど品質の良いメレダイヤが使われています。しかしなぜメレダイヤは対象外なのでしょうか。その理由を解説します。

〇メンテナンスが必要
 購入時にはある程度の価値があっても査定の段階で、傷がついていたり欠けていたりするのが原因とされています。ダイヤモンドはいくら硬くても衝撃には弱いため、自分自身が気づかないうちに傷がついているなんてことはよくあるのです。衝撃に弱い他にも油分に馴染みやすいため、皮脂などがついて色が変わってしまう事も…そういった場合に、特殊な洗浄をしたりと手間がかかるので、査定額が出せない場合があります。

〇査定に自信が持てない
 メレダイヤの査定に自信がないため査定対象外で引き取ろうとしたり、実際のメレダイヤの価値よりもかなり低い価格で査定額を出してくる業者さんもいます。

メレダイヤについて知っておくこと

メレダイヤは鑑定書は付かないということを知っておくほうがいいと思います。小さくても個々に綺麗な輝きを持っていますが、それぞれに証明を付けてしまうと鑑定料はかなりの額になってしまうからだと言われています。しかし鑑定書ではなく、鑑別書がついている場合は多々あります。査定を受ける際は必ず用意しておくようにしましょう。
そしてどの買取店も買取不可というわけではありません。複数の業者さんに査定してもらってください。

高額買取を狙おう!

どのものにでも必須になってくるお手入れ。油分が付きやすいので、こまめに日ごろからお手入れをするようにしましょう。
他にはまとめて査定に出すのもありです。メレダイヤではなくても、他の宝石と一緒に査定に出すのもいいと思います。

まとめ

今回はメレダイヤについて紹介しました。
全ての買取店が買取不可にしているわけではないので、きちんと複数の買取店を見てみることが大切です。高額で買取できるようにお手入れをしっかりしてください。

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