ダイヤモンドは見た目がとてもきれいで男性女性問わず人気が高いですよね。しかしなぜダイヤモンドは長年も私たちを魅了し続けているのでしょうか。世界にはダイヤモンドの種類によって、エピソードが多数あります。
今回は世界で有名なダイヤモンドについて紹介します。
世界で有名なダイヤモンドの種類
〇コ・イ・ヌール(光の山)
世界で最も有名なダイヤモンドといえるでしょう。186カラットとかなり大きなダイヤとなっています。学説では14世紀には発見されていたといわれていて、知られている限りだと世界で最も古いダイヤモンドです。「コ・イ・ヌール」とは「光の山」を意味しています。
昔から神様からの贈り物であり、不思議な力を持つと言い伝えられていました。
〇カリナン
約3100カラットと史上最大のダイヤモンドとなっています。鉱山所有者の名前からこう呼ばれるようになりました。あまりにも大きいため、9個の大きな石と96個の小さな石に分けてカットされて、大きなものにはそれぞれ「カリナンI~IX」の名前が与えられました。
〇テイラー・バートン
世界でもっとも有名な「愛の象徴」です。落札したのがカルティエだったため、最初はカルティエと名付けられていましたが、後にカルティエからダイヤモンドを購入し新たに「テイラー・バートン」と名付けられました。数年後再び競売にかけられた「テイラー・バートン」は高値で落札され、売掛金の一部は病院を建てる資金へと寄付されました。
〇ピンクスター
競売で史上最強の高値をつけたダイヤモンドです。名前の通りピンク色で香港で7100万ドル(約78.8億円)を超える高値で落札されました。2年もの月日をかけてカットされていて、天然のファンシーカラーを有しているため希少価値が高いダイヤモンドです。
〇サンシー
黄色い色のダイヤモンドで、インドで発見されました。1500年代にコンスタンチノープルのサンシーが所有していたため、この名前が付けられました。現在ではパリのルーブル美術館が所有しています。
〇The Great Star of Africa(偉大なアフリカの星)
カリナンI世とも呼ばれていて、ロンドン塔で展示されています。上記で挙げたカリナンの9個に分けられた石の中で最大のものがこちらです。この原石をカットした技師は、緊張のあまり失神したそうです。
〇インコルパラブル
1970年にコンゴ共和国で発見された890カラットの原石をカットした黄色い色のダイヤモンドです。別の説によると、1980年代にコンゴ共和国付近に住む少女が、叔父の家に遊びに来ていて、遊んでいる際にこの石が見つかったとされています。
まとめ
今回は世界で有名なダイヤモンドについて紹介しました。この他にも有名なダイヤモンドがたくさんあります。それぞれの言い伝えも存在しているので、気になった方は調べてみてください。