色々なストーンを調べていると誕生石という言葉が出てくることもあり、そんなときは思わず自分の誕生石を調べたりしてしまいますよね。誕生石は月ごとに1種類とは限りません。5月は2種類あり、ここでは「ヒスイ」という誕生石についてご紹介したいと思います。
歴史
翡翠(ヒスイ)と聞くと東洋のイメージを強く感じますが、昔から日本や中国で馴染みの深い石です。古くから日本では装飾品に使われることが多く、縄文時代の遺跡からも出土されています。中国では、五徳(仁・義・礼・智・信)を高めるとされ重宝されてきました。富豪たちは正妻には翡翠を、第二夫人にはダイヤを送ったとされていて、翡翠が重宝されていることがよくわかります。中南米でも古くから人気が高く、金以上に重宝されていたこともあるそうです。
また、翡翠は玉(ぎょく)と呼ばれ、古来より神秘的な霊性があると信じられていました。神や皇帝は治療や呪術に翡翠を使い、国王の座る椅子を玉座と呼ぶなど崇めていました。
語源
「翡翠」は、豊富で色の原石が美しい翡翠(カワセミ)の羽の色彩をイメージさせることから「ヒスイ」と呼ばれるようになりました。「翡」はカワセミのオス、「翠」はメスという意味です。
英語名は「ジェイド」といい、名称はスペイン語から生まれました。硬玉と軟玉と分ける時は、硬玉は「ジェイダイト」といい、軟玉は「ネフライト」と言います。
石言葉
宝石にはそれぞれ石言葉があります。翡翠の石言葉はどんなものがあるでしょうか。
【長寿】【純粋】【知恵】【忍耐】【正義】【道徳】
などがあります。
翡翠は災いに巻き込まれることを防ぎ、身を守ってくれると言われています。
効果
翡翠をみにつけることでどのような効果があるのでしょうか。
翡翠は、とても強力な魔除けとヒーリングパワーを持っていて、持ち主をネガティブなエネルギーから守ってくれます。肉体面では、新陳代謝を活発にして、各臓器の調子を整える役割を果たし、精神面では、不安や恐怖などのネガティブな感情を解き放ち、持ち主を守ってくれると言われています。
他にも、純粋さや平穏さを保って周囲の人に良い影響を与え、多くの人からの敬意や支持を得られるようになるとも言われています。
まとめ
翡翠は、石言葉を見ても正義や長寿など、持っていて良いことが多くみられますね。
誕生石ではありますが、誰が持ってもいいものです。気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。