指輪の呼び方がたくさんあるのはご存知でしょうか。有名なところですと「ピンキーリング」など聞いたことがあるのではないでしょうか。結婚指輪と聞くと、左の薬指につけることも有名ですよね。実は、はめる指や左右の手とではそれぞれ意味合いが違うのです。ここでは、それぞれの呼び名や意味をご紹介したいと思います。
左右の手の意味
指輪には、古来より神秘的な力が宿ると伝えられています。指輪をはめる手にも意味があり、左右の手や指によっても願いや意味が異なるといわれているのです。
左手は右手よりも心臓に近いことから、心や精神などにまつわる意味合いが付けられています。右手は現実の力を現わしていて「権力と権威」を象徴しているのに対し、左手は想う力を現わしていて「服従と信頼」を象徴しています。
はめる指の呼び名
○サムリング
親指にはめるリングのことをいいます。リーダーや指導者の指といわれていて、信念を貫き通す意志や望みが叶うという意味があります。昔、弓を引く時に指を保護するためにリングをはめた人が多くいました。
○インデックスリング
人差し指にはめるリングのことをいいます。人を導き教える行動や成功、積極性を表すといわれています。古代には、海外へ行くときに臣下を任命するときなどにはめていきました。
○ミドルリング
中指にはめるリングのことをいいます。直感やインスピレーションを象徴し、将来に対する生き方についての道を切り開くという意味があります。ヨーロッパでは、分別という意味も持っています。
○マリッジリング
薬指にはめるリングのことをいいます。愛や結婚、創造を象徴するといわれています。左の薬指は、古代から愛の血管が心臓まで繋がっていると信じられ、大事な男女の証や愛の絆とされてきました。
他にもいろいろな呼び名があり、「ブライダルリング」「アニバーサリーリング」「エンゲージリング」などともいわれています。
○ピンキーリング
小指にはめるリングのことをいいます。チャンスや秘密を象徴し、チャンスを求めたり願いを叶えたりするという意味があります。
英語で小指のことを「ピンキー」ということから、ピンキーリングと呼ばれるようになりました。
まとめ
指輪は昔からいろいろな意味をもち、現在まで残っているのですね。聞いたことのある呼び名から、初めて聞く呼び名までありました。左右の手の指でも違った意味合いを持つようですが、今回は紹介しきれませんでしたので、次回また紹介したいと思います。