ジュエリー業界でも評価されている「合成ダイヤモンド」

ダイヤモンドと一言でいってもいくつかの種類があります。みなさんは「合成ダイヤモンド」という言葉を聞いたことはありますか?合成ダイヤモンドは産業用途での需要は有名なのですが、現在ジュエリー業界でも評価されているのです。
今回は、そんな「合成ダイヤモンド」についてご紹介したいと思います。

合成ダイヤモンドって何?

ダイヤモンドには大きく分けると天然・合成(人工)・模造の3つに分けられます。
天然ダイヤモンドはその名の通り長い年月をかけて地球の内部で生まれた天然のもの、模造はガラスやプラスチックなどを原料に利用してダイヤモンドに見せかけたものをいいます。

合成ダイヤモンドは、人工的に作られたダイヤモンドをいいます。人工的に作られたと聞くと、合成ダイヤモンドは偽物かと思ってしまう方も多いと思いますが、そうは言い切れません。人の手によって作られたダイヤモンドですが、天然のダイヤモンドと基本的に同じ化学成分や結晶構造で、光学的にも物理的にも特性が同じなのです。そのため自然にできたものか、人工的にできたものかの違いが「天然」「合成」の違いになります。

実は合成ダイヤモンドの歴史は長い!

ここ何十年の歴史なのかと思いきや、実は昔から合成の実験を試みていたのです。
18世紀後半にダイヤモンドが炭素原子でできていることが発見されました。その後、世界中で炭素原子からダイヤモンドの合成を試みたのですが、初めて成功したのは1879年でした。しかし、多くの科学者や研究員がさまざまな実験をしましたが、その後の成功例はありませんでした。
そこから何十年と経ち、戦争を挟んで1955年にアメリカ3社合同で再現性の高い合成ダイヤモンドを作ることに成功しました。その後、工業用途や医療用途向けに生産が始まります。

ジュエリー業界に進出した背景に…

1980年代には宝石として量産が可能になり合成技術も年々向上し、天然ダイヤモンドとの判別も難しくなりました。しかし、まだまだジュエリー業界では取り扱いも少ない期間が続きます。
そんな合成ダイヤモンドでジュエリー業界に激震が走ったのは2018年5月でした。合成ダイヤモンドに否定的だった「デビアス社」が、合成ダイヤモンドジュエリーを販売する新ブランドの設立を発表したのです。価格設定も低価格に設定し、手頃なファッションジュエリーとして販売を始めました。気軽さから消費者が手に取りやすくなり、合成ダイヤモンドも一気に知れ渡りました。

まとめ

天然なものと大差がないと聞くと、お手頃なものを手に取りたくなりますよね。あなたは希少性と安さ、どちらを取りますか?

-知っておきたい情報コラム

関連記事

誕生石紹介!宝石に込められた意味は?Part2

壊れているゴールドアクセサリーは買取できる?

指輪の新しいトレンド:ホワイトゴールド

査定の時の注意点

査定の時の注意点 1、注意事項 金やプラチナやダイヤモンドを売る時には身分証明書(免許証・パスポート・保険証)が必要となります。 これは古物営業法により法律で定められていますので必ず必要です。 なお、 …

プラチナ情報!あなたにおすすめの買取方法は?