結婚指輪=ダイヤモンドと考えている人は多いですよね。私もそうでした。しかしなぜそのような考えになったのでしょうか。
今回はなぜ結婚指輪=ダイヤモンドという考えになったのか紹介するとともに、メンテナンス方法を紹介していきます。
なぜダイヤモンドなの?
〇ダイヤモンドの硬さ
ダイヤモンドは地球上で採掘される物質の中で最も高い硬度をもっています。そのため傷がつきにくいので「永遠性」を感じることができるのだとか。ダイヤモンドを指輪に埋め込み身につけることで、夫婦の強い絆を表していたのかもしれませんね。
〇愛を誓う
結婚指輪を送る習慣は古代ローマ時代にはすでにあったといわれています。当初は鉄の指輪、ある程度の時が経つと金の指輪に変わっていったのです。結婚指輪にダイヤモンドを贈る習慣が身についたのは15世紀ごろです。
ダイヤモンドが上記で挙げた通り硬く傷がつきにくいというのもありますが、その他にも希少価値が高く高価で、見た目も美しいですよね。そういった性質から生涯の愛を誓う際に贈るのにふさわしいとされたのです。
また、ダイヤモンドには男女の愛を強くする不思議な力が眠っているともいい伝えられていて、それもあってか結婚指輪=ダイヤモンドとなったのです。
〇産出量
15世紀ごろは裕福な貴族のみがダイヤモンドを贈ったりしていました。しかし19世紀になると、南アフリカでダイヤモンド鉱山が新しく発見されて、ダイヤモンドの産出量が増えたのです。そのことからある程度の経済力がある庶民でもその習慣が根付くようになりました。
結婚指輪と婚姻指輪、2つの指輪を贈るようになったのもこのころといわれています。
指輪のメンテナンス
長く身につけることになる婚約指輪と結婚指輪ですが、いつまでもきれいな状態を保つには日々のケアが大事になってきます。そこでメンテナンス方法を紹介します。
〇毎日拭く
指輪は身につけていくうちに皮脂や汗が付着してしまいますよね。そういったときは1日の終わりに柔らかい布で優しく拭きましょう。ダイヤモンドは汚れがつきやすくなっているので、こまめに毎日拭くことが大切になってきます。
もしも指輪がくすんできたと感じることがあったら、水洗いするといいでしょう。中性洗剤を少量溶かしたぬるま湯に指輪を浸して最後に水ですすぎ、仕上げに柔らかい布で拭くだけでも輝きは復活します。その際石揺れなど注意が必要になってきます。
〇ショップでメンテナンス
拭いても汚れがとれにくいと感じることもあるでしょう。そういった場合はショップでクリーニングをおすすめします。ショップに出すことで指輪の状態も同時にチェックしてくれますよ。
まとめ
結婚指輪にはダイヤモンドが一番ふさわしいんですね。昔から言い伝えられていたことが今現在も引き継がれているのは素敵なことですね。これからも長く愛用するために、メンテナンスをしっかりしましょうね。
また、もし買取に出す可能性がある場合を考えて、ひごろからのケアをしましょう。