真珠(パール)はどんな宝石?

真珠はシンプルなデザインでフォーマルからカジュアルまで用途も広く、幅広い年齢層から好かれています。また琥珀やサンゴと同じように生物由来でできており、種類が豊富な宝石です。
真珠の歴史や特徴について紹介していきます。

真珠(パール)歴史

真珠の歴史は古く、紀元前2206年に中国で天然真珠の存在が記録されています。真珠は古くから富と地位の象徴で、中国を中心に宝飾品として重宝されてきました。
英語名はパールでラテン語で二枚貝を意味する、Pernulaが由来となっています。日本でも奈良時代に編纂(へんさん)された日本書紀や古事記にも登場しています。また日本の真珠は美しいと評判でした。

養殖真珠の歴史

現在、市場に流通している真珠の約90%は養殖の真珠です。ところが貝の中で真珠が生成されるメカニズムは長らく不明で、20世紀に入るまで養殖真珠の量産は行われていませんでした。世界で初めて人工真珠に成功したのは御木本幸吉氏です。こうして日本の養殖真珠は世界の真珠市場の約90%のシェアを占めるようになったのです。

真珠の種類

真珠にはいくつかの種類があります。産地ごとに呼称や特徴が異なり、真珠においても価値は変わってきます。

〇アコヤ真珠
 和名を和珠と呼び、日本の真珠といえばアコヤ真珠が有名です。古くから日本では養殖アコヤ真珠が産出されており、現在流通している真珠の大半は日本産です。日本国内だと房総半島と石川県を北限として、全国各地に生息しているようです。
中でも長崎県、熊本県、愛媛県、三重県は特に産出量も多く産地としては有名です。国外では、韓国や中国、カンボジアなどの国でも採取されています。
アコヤ真珠の真珠層はきめ細やかで他の真珠とは違う透明感や照りがあります。

〇白蝶真珠
 白蝶貝の真珠は別名は南洋珠とも言われています。南洋珠と言われているように南の海に生息している真珠貝の中でも最大級の白蝶貝の真珠になります。産地はオーストラリアやインドネシア、フィリピンなどの温暖な地域の近海で採取されています。オーストラリアとインドネシアの2か国が約90%を占めています。
白蝶真珠は形も特徴的なものが多く、左右対称の涙型はほとんど採取されないためコレクターが多い真珠です。

他には黒蝶真珠(ブラックパール)やコンクパールという珍しいパールもあります。どちらも生産量が少なく希少価値が高いパールです。

まとめ

今回は真珠(パール)について紹介してきました。パールに種類があったのは知りませんでしたね。色や形などもそれぞれなので気に入ったパールがありましたらぜひお手に取ってみてください。

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