白く輝く「プラチナ」

よく、プラチナという名前は聞くと思いますが、プラチナのことを詳しくご存知の方は少ないのではないでしょうか。プラチナは金?ホワイトゴールド?と分からないことが多いと思います。そこで今回は、プラチナとはどんなものなのか「プラチナ」について詳しくご紹介したいと思います。

プラチナとは

プラチナとは、白い光沢のある金属のことをいいます。よく間違われることが多い銀やホワイトゴールドとは違い、深みのある落ち着いた濃い銀色なのが特徴です。純プラチナの場合、金よりも重い比重を持っています。
別名「白金」と呼ばれるプラチナには、混じりけが少なく純白の輝きを持つということから純粋な愛の証として婚約指輪や結婚指輪に使われることも多いです。
そしてプラチナは変質や変色の心配がなくいつまでも美しい白を保つので、日常生活でも使いやすいといわれています。

プラチナの歴史はとても古い

プラチナは紀元前700年頃からあり歴史はとても古いです。エジプトの女性神官のシェペヌペットの墓から出土した「テーベの小箱」という箱がプラチナ製品としてルーブル美術館に収蔵されています。何千年もの間その価値が見出されることもないまま、1700年代にコロンビアのピント川で白い金属が発見され「ピント川の小さな銀」と呼ばれるようになり、今のプラチナとなりました。

プラチナはとても希少だった

金より輝きがない分、奥ゆかしい美しさがあると日本でプラチナは人気で、世界屈指のプラチナ消費国といわれています。そんなプラチナは、人を魅了することで人気なのですが、実はとても希少な金属なのです。金と比べると産出量もとても少なく、主要産出国も南アフリカ・ロシア・カナダの3か国だけなのです。1トンの原鉱石から採れるのは3gのみで、細いリングを1本作るくらいの量しか取れません。
そんな苦労をして採ったプラチナは、金属の中で最も安定していて、劣化することがないためほぼ永遠に使うことができるのです。

まとめ

プラチナという言葉はよく耳にしていましたが、金とはまったく別なものでしたね。プラチナはとても希少ということを聞くと、ひとつは持っておきたくなりますね。

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