金買取りの裏話
貴金属買取業は不況!?
ひと昔なら十分に儲かっていた貴金属買取業が、ここ数年では、不況続きで買取分野では儲けにならず、本業として業務を行っていないというお話はよく聞きます。
現在は、情報社会という事もあり、インターネットなどの口コミなどでお客様が業者を吟味するようになりました。さらには宅配買取、オークション、個人売買など、あらゆる方法で売買しています。
業者からすれば、以前と比較して簡単に騙せなくなっているので、真面目に経営してきた業者が生き残っていくのは、必然だと思います。
宝石類は買取判断が難しい!?
数ある品物ジャンルの中で、指輪や、ペンダントなどに留まっている宝石は、相場の読みが難しいとされています。
透明度の良い石から透明度の悪い石、照りの良し悪しもありますし、大きいからといって値段が高いわけでもないのです。
同じ宝石でも、全く同じ石は存在しないので、相当な熟練者でない限り、宝石の相場をすぐに決定する事ができないのが現実です。
こればかりは、担当者の「知識」「経験」「相場の熟知度」が必要になってきますので、買取店での価格の差が特に激しいです。もし、お持ちの貴金属製品に宝石が留まっているのでしたら、
ジュエリー関係に強い複数の買取店での比較をオススメ致します。
買取被害
金買取の被害は訪問販売が圧倒的に多いです。
被害の例を紹介していきたいと思います。
強引に貴金属を買い取る
自宅に突然訪ね、「不要な貴金属はありませんか?」と言うので断ると、
凄んで「手にあるじゃないか」と指輪を奪われ、無理やり買い取って行った。
電話で訪問を認めたために起こった悲劇
電話で「不要な着物はありませんか?」という。
ちょうどあったので、来てもらうと「ついでに貴金属もみてやる」と強引に指輪などを出させた。
10万円以上で購入した高額なものにもかかわらず、すずめの涙ほどの金額を一方的に告げられ無理やり買い取って行った。
リサイクルショップを開店したので…と、電話で言ってくる。
リサイクルショップを開店したが、置く商品がないので、何でもいい、壊れたものでもいいので。
「特に売り物もないので」と言っても、古本でも、CDでも何でもいいと言ってくる。
そして家に来たのは若い兄ちゃん達。結局本は値段がつきません、買い取ろうとせず、壊れたネックレスや片方のピアスなど貴金属はないかと言ってくる。やはり貴金属狙いだった。
出典先:http://www.city.gifu.lg.jp/10200.htm
このような手口を使い、人を騙している業者がたくさんいます。
知らない業者の訪問販売被害はあとを絶ちません。最初は着物や不用品と言われても、最終的には貴金属を安く買い取られてしまいます。
特に女性の一人暮らしの家や、高齢者の家に訪問することが多いですので家族、親族、友人が協力して防ぐことが大事だと思います。